私は全くもって「晩婚」だったので、
独身時代によくこう聞かれた。
「どうして結婚しないの?」

不倫してた時は、その相手とは結婚できないし、
というのももちろん理由の一つにあったんでしょうが、
(でも本当にその人を相手と考えはしなかった)
そう聞かれると、私はこう思ったものです。
「しないって意思を持ってるわけでもなくて・・・」

結婚をしていないことについて、
「しないの?」と聞いてくれるけれど、
しないのか、できないのか、したくないのか。
少なくとも3つのパターンがあると思う。
まずもう一つ付け加えるとしたら、「特に深く考えてない」。

独身を貫こうって意志があったわけではなく。
結婚をしたくないってそんなにしっかり思ってたわけでなく。
結婚していないことで、
「生き辛いなぁ」
と思う場面は多々あったけれど、
結婚すりゃ幸せ、とも思わなかった。
周りには不幸な結婚生活をしている人がいっぱいいる。
(ただ、それが結婚したからなのかは分からないけど)

まず相手がいて、その人と結婚したいなぁと思う、
というのが普通でしょ?といつも思っていた。
まず「結婚」がしたい、ってのは今でも分からない。
生き辛いから結婚したほうが世間的に楽なのかな?
と思うというのは少し分かるけれど。

とか何とか言いつつ、
今は私は結婚してよかった、と思っている。
結婚をしてよかった、というのの前には、
もちろん「この人と」というのが欠かせない。
だから別に結婚をしなくても良かったのかもしれない。
同棲でも、付き合っているだけでも、
それぞれに良かったと思っていたかもしれないけど、
結婚をしたいと思ったからそうしたわけで。
何かを始める時も、終わらせる時も、
「すごくこれがしたい!」と意思を持ってしたい、
と思っている。

みんな結婚してるから、結婚するのが普通だから、
って、それって理由が自分の外にある感じがする。
「結婚しないの?」の問いに、
結婚さえすれば幸せなのか???
と反発した思いを持っていた。
まぁ、幸せになると思うから結婚するんだろうけど・・。

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