女の自己満足

先週、2ヶ月ぶりに美容院へ行った。
1ヶ月経つと美容院へ行きたくてうずうずする、
という私にとっては耐えに耐えた期間。
というのも、前に行った美容院が気に入らず、
新しいところを探そうにも、決め手が無い・・・。

というような話を同僚のOさんに話したところ、
自分が行っている美容院の本店が近くにあるという。
ま、そんなに期待してたわけでもないんやけど、
試しに行ってみるかーと思って行ってみた。

結果、なかなか良い美容院なだった。
少なくとも、もう1回行こうかなと思った。
薦められたトリートメントをしたら、
1万円弱、というお勘定になってしまったけど、
紹介というわけで1割引になったし、
トリートメントで髪はつやつやになったし、
おまけに自分で週1回の割合でやるトリートメントをもらった。

で、金曜日やる予定だったけど、昨日それを試してみた。
つるつるや！つるっつる。
嬉しかったので彼に言うと、
「それが全部俺に向けたものなら男冥利に尽きるんだけど」
と言った。
ふむ。えーと、かなーり自己満足の世界かもしれない、
トリートメントをしたり、化粧をあれこれしたりするのって。
男の視線より、むしろ同性の視線のほうを意識する、
というのは女性特有のものでしょうか？

女同士って、仲良さとは関係なく、厳しい視線があるのです。
同じ女だからこその視線。
だって、男って、よっぽど見てる人じゃないと、
口紅の色の違いとか、ニュアンスの違いとか、
アイシャドウがどうだとか、マニキュアがどうとか。
そういうのって細かいとこ見てないです。
（いや、その細かいのが分かる男は、
それが職業でもなければ怖すぎるし・・・）
良く似た色のアイシャドウを並べて、
これはゴールドニュアンスだとか何だとか言っても、
大抵の男の人は、無難な薄化粧が好きで、
口紅の色の濃さで、化粧の濃さを決める、そういう感じ。

化粧品のカウンターで、BAさんとあれこれ選んで、
心ときめかすのは、女性同士のやりとりだからかもしれない。
こないだ久々にカウンターでお買い物したら、
短い時間だったけど、すごく楽しかった。
あー、女ならではやわー、と思ったし。

必要か無駄かと言われると、無駄に近いものかもしれない。
でも、それは女にとって必要な無駄、やと思う。
男にとってのそれは、もっと額がすごいかもしれないなぁ。