主婦「業」

2004年9月3日
束の間の専業主婦を体験した私。
来週からはまた働きます。

ところで、
「くたばれ専業主婦」という本を書いた女性がいるらしい。
TVで、専業主婦VSみたいな番組が流行ったことがあり、
その時に専業主婦から敵視されていた。(笑
その人が独身だったか、兼業主婦だったのか、
はたまた結婚していて離婚したのか、
その背景を忘れてしまったんやけど。

「くたばれ」とまで言うのは、まぁ本を売りたいとか、
そういう目的もあってハゲシイ表現をしているのかも?やけど、
それに反論している専業主婦のみなさんの言い分は、
ちょっと弱いなぁって気がした。
「主婦だって仕事してる」とか。
「内助の功があってこそ夫は働ける」とか。
家事は仕事か?というと、ちょっと話がズレてると思う。
だって、外で仕事してる主婦だって家事はしないと。
独身女性だって家事はするんである。
それを胸を張って「仕事だ!」と言われても。
当たり前と思われるのが寂しい、という気持ちは理解できても、
偉そうに言うことじゃないと思う。
社会的に言うと、専業主婦はあくまでも無職。

年金の3号保険者という制度は、
自分が扶養家族になるかも?という今の身分でも、
やっぱりオカシイ制度だと思う。
年金をだーれも払ってないのに、
サラリーマンの奥さんだと払ったことになっちゃうから。
払ってない人の分は、どこから出るねん???
んなことしてるから、年金制度がどんどん崩壊するんや、と。

とはいえ、自分がさてどうするか、ということになると、
そういう制度がある以上、もちろん利用させてもらう。
でも、扶養家族の範囲で働くっていうのは、
ほんとお小遣い程度にしかなんない。
出かけて行くことで発生する外食費なんかを考えると、
ほんと月に数万円。
うーん、なんかちょっとなぁ、って感じがする。
中途半端に働くのは一番割が合わない。
そのお小遣い程度で働くか、ガッチリ正社員になって、
年金も保険も税金も、自分で働いて払うか、ってことになる。

しかし、子供がいて正社員で働いてる人って、
ほんとに本気でエライと思う。
だって、結婚しただけで、独身時代とは生活が違う。
自分だけならご飯もテキトー、洗濯や掃除もテキトー、
で済むこともいっぱいあるけど(苦笑)
伴侶がいると、その限度っていうのが違うと思うから。
(それは単に私がズボラなだけかもしれないけど)
まぁそれでも大人同士なら、協力しあえばいいんやけど、
子供、特に乳幼児はそうはいかない。

独身の時は分からなかった、そういう生活の感覚、
それを実際に間近で見たり、経験したりしないと、
やっぱりワカラへんもんなんやなぁ。

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