生活感

2004年6月30日
私がもし、「結婚ってどんなもの?」って誰かに聞かれたら、
「好きな人と一緒に生活することだ」って答える、
かなぁ?とふと考えた。
どう答えるかってのは、まだ答えが出てないけど。

ただただ恋愛だけ、の関係っていうのは、
特に外で会うだけ、なんてのは、
オイシイところだけ見ていればいい。
オイシクナイところは、見ないフリをすればいい。
不倫なんてその最たるものやった、って思う。
色んなことに目を瞑っていれば、
都合の悪い現実からは目を背けていられさえいれば、
知られては困る人に見つかりさえしなければ、
恋愛のオイシイところだけ食べることができる。
しかも、いい意味で期間限定。
しかも、障害がある。障害があるからこそオイシイわけで。

私が、夫と暮らしてよかったなぁって思うこと、
それは日々何でもないことの中に散りばめられてるんやけど、
そう思うには、お互いの生活感覚がかけ離れていない、
そういうことがすごく大事やと思う。

例えば、外食。
どこへ行こう?ってなった時、
高級なお寿司やフランス料理、それはそれでおいしいし、
楽しいこともある。でも、私にとっては特別なもの。
今日は特別やね、っていう日で十分。
回るお寿司のお店の中でも美味しいと思ったところ、
近所にある美味しいとんかつやさん。
たまには吉野屋や松屋も行きたい。マクドナルドも。

そういう感覚が合う人と生活するのって無理がないし、
普通のことが楽しいわけです。

「一緒に暮らさないと分からないことがある」
ってよく言うけど、それって大抵悪い意味の話やと思う。
確かに、毎日一緒に暮らさないと分からないことってある。
それに歳を取って、変わって行くこともあるやろう。

でも、そんなに分からないものかなぁ?
そういう人は、結婚しようとまで思った相手のこと、
そんなに見れてなかったんじゃないかなぁ?
肝心なところを、見ないフリしちゃったんかなぁ。
オイシイとこばっかり見て。

結婚相手って、一緒に生活できるかどうか、
それが最大のポイントやと思います。
(好きな相手っていうのはもちろんそう)
でないと、好きでもその気持ちがすぐ萎んでしまう、
そういうものなんじゃないんかな。

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