旦那さんは会社の社長、奥さんは主婦、
子供は幼稚園だか小学校の低学年だかの男の子が一人。
台風の日にとあるアパートの前の道で奥さんが転んで、
そのアパートの住人である若い男性と知り合う。
で、それから奥さんは、その男との情事に溺れていくわけ。
溺れて溺れて・・・となった頃、
奥さんが女友達二人とお茶します。
その時、その片方の人がこういうんです。
「最後は必ず悲劇なのよ」
その人は昔、浮気をして、
それが夫や家族に知られたという過去がある、
ということを初めて話すんです。
そして、映画は悲劇で終わります。
旦那さんが奥さんの浮気にすぐに気づき、
その上、知り合いが奥さんと男がカフェでキスしてるのを見て、
それを旦那さんに知らせ、
旦那さんは奥さんの尾行を手配して、写真を受け取る。
奥さんは、下着をそろえたり、女っぽい靴を買ったり。
（そら分かるやろ、鈍い旦那さんでも・・・。）
で、男の部屋を訪ねて、話をするうちに、
逆上して、殴り殺す。
こういう映画って、《婚外恋愛》な人が観たら、
どういう風に思うんかなぁ？って思った。
冷め切った夫婦ならそうではないやろうけど、
旦那さんとはまたそれなりに仲良ししてる人もいるよね。
女優気分を味わってる感じで。（苦笑
不倫しているうちに、だんだんと麻痺してきて、
周りの人の目も自分だけ分かってないってことがある。
こっちが気づいてなくて、向こうだけ目撃してるとか。
誰にも見つかってないなんてのは、都合の良い話で、
結構、知らず知らずのうちに見られてるんじゃないかな。
しかし、この映画のヒロインは、年齢の割にはスタイルも良く、
顔はそれなりに歳も取ってますが美しい人。
そんな人はそうそういない。
でも、女優気分で不倫に酔ってる最中の人は、
自分がそういう風に綺麗になった、
って錯覚の中にいてるんかもしれませんね。
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