女の選択

先日、幼馴染からメールがきました。
何年も付き合っている不倫の彼が、
ようやく離婚届を出したんだそうです。
彼には高校生を筆頭に3人の子供たちがいます。

その前に電話で少し話したことによると、
周りから「結婚はいいから子供は作れ」と言われる、と。
うーん、それって先輩ぶって言うけどどうなんやろう？
って私は頭の中が？？？でした。
幼馴染（仮にMとします）は以前から子供が欲しいと思ってて、
その彼との間に子作りに励んでるんだそうです。
以前、子供を諦めた経験があるので、
余計そうなるんかもしれへんけど。

私は、本当は賛成できなかったけど、
田舎に住んでいて、田舎の周りの目がどうであるかとか、
現実的に一人で子供を持つことがどうかとか、
そういうことを考えてもそれでも欲しいなら、と答えました。
悲しいかな、子供をもうけるにはタイムリミットがあるから。

でもなぁ、でもなぁ。やっぱり引っかかるものがある。
個人の自由なのかもしれへんけど、
生まれる子供はどうなんかな？
私がそこまでどうしても「子供」がいなければ、
と思っていないからなんやろうか？

彼から言わせると、むくちゃんは子供が欲しいんだなって思う、
って言われるけど。

自分の子供ではあるけど、所有物じゃないし。
生命を一つ作るわけやし。
生まれる環境って、その子の人生に大きな影響を与えることやし。

ただ、救いなのは、彼女は彼との子供が欲しいってことかなぁ。
いや、それがかえってどうなんやろう？
「自分の」子供が欲しい、のほうが救いになるんやろうか。
うーん、うーん。